岡崎市のところてん製造販売の「味工房うめきん」は、100年企業を目指し、美味しい心太とともに環境貢献型商品として、消費者の皆さんに環境を守ることの大切さをPRします。
環境貢献型商品である「味工房うめきん」のところてん等に関する質問です。
環境に密接なかかわりを持ち、環境保全等の活動を商品販売等を通じて行っている商品のことです。
弊社では、この度環境省のお手伝いを頂き「カーボン・オフセット宣言」を致しました。
弊社の商品である「ところてん」の成分は、ほとんどが水です。だから一番大事な原料は、「おいしい水である」と考えています。創業百年を目指し、これからも会社を持続的に経営していく為には、たゆまぬ努力と時代に合った対応力が必要です。日本の伝統食品として素材を活かし「よい商品」を作り続けるためには、おいしい水と空気を育む森林を守ることが大切だと考えました。
弊社の取り組む内容については「カーボンオフセットとEVIの活動」ページをご覧ください。
名古屋圏は、甘酸っぱい三杯酢にゴマが定番ですね。関東や九州は、二杯酢を掛け和辛子か生姜、刻みねぎ、海苔を添えてすっきりといただきます。
他には、ノンオイルドレシング青じそやポン酢に紅葉おろし、麺つゆと和辛子と海苔で頂く方もいます。冬には温かい出汁とねぎ、しょうがを入れると温まりそうですね。(出汁が熱すぎるとところてんが溶けます)高知県では、鰹だしで頂くようです。
変わったところでは、野菜や果物ジュース。きな粉とお砂糖、抹茶とお砂糖もどうでしょうか。皆さんいろいろと試して見てください。
ところてんは、低カロリーで食物繊維を多く含んでいることから、ダイエットに効果的な食品であるといえます。食事量を減らすダイエット期間中に、食前にところてんを食べることで、いくらかの満腹感を得ることができ、食事量を減らすことができます。また、食物繊維は、栄養素の吸収を抑える働きもあるといわれています。しかし、何よりもバランスの良い食事が大切であり、ところてんを食べたことで痩せるとはいえません。
ところてんは、加熱すると溶けだし、冷ますことによって固まります。この性質を熱可逆性と言って約85度になると溶け始め、逆に38度を下回ると固まり始めます。一旦溶けてしまったものは、元のところてんの形はなくなってしまいます。
一般に「ところてん」は、「ところ天」とか「心太」と書きます。ところてんの歴史は古く、当時は、天草→「凝海藻(こるもは)」、ところてん→「こころふと」と呼ばれ、漢字→「心太」があてられました。「こころふと」の「こころ」は「凝る」が転じたもので、「ふと」は「太い海藻」を意味していると考えられます。
室町時代には、「心太」は湯桶読みで「こころてい」と呼ばれるようになり、更に「こころてん」となり、やがて江戸時代の書物では「ところてん」と記されているそうです。
商品の裏面に冷蔵保存が記載されているものは、冷蔵庫で保管して下さい。保存液として酢水を使い熱処理していない物は冷蔵となります。梅金のところてんは、常温保存できるので直射日光を避け冷暗所にて保存をお願いしておりますが、おいしく頂くために冷蔵庫での保存をお勧めしております。なお、ところてんは絶対に冷凍しないでください。
我が家でもかねてからところてんは、箸1本で食べるものだと教えられてきました。どうやら名古屋圏域の皆さんは、おおむねこのようにして食べてきたようです。でも甘味屋さんでは、箸一膳ですよね。いろいろな説があるようですが、つまんで食べるのではなく、すくって食べる感覚から、箸1本になったようです。
スーパーなどで売られているところてんは、透明なものと、少し茶褐色をしたものや少し緑色をしたものがあります。それは天草の種類によって出来たところ天の色が決まります。
天草は、海女さんが海で採取して水揚げすると、直ぐに真水で洗い天日で干します。最初は赤茶色をしたものが、だんだん色が抜け黄金色になります。一旦干した天草をしばらく寝かしてから天日で干すと、緑っぽい天草に仕上がります。天草を乾燥させる期間が短いと赤い色が残り、出来たところ天は茶褐色をしたものになります。
ところてんは、腰と粘りがおいしさの秘訣です。それで、いろんな産地の天草をその会社が上手にブレンドすることで、独自の食感を作り、見た目にもさわやかなところ天が出来上がります。ちなみに、弊社のところてんは、つるっとしたのどごしと少し緑がかった色をしています。是非お召し上がりください。
ところてんも寒天も原料は同じ天草です。海藻である天草を煮溶かして固めたものが「ところてん」です。そのところてんを何度も凍らせながら乾燥させたものが寒天です。ところてんのフリーズドライ製品が、寒天ですね。詳しくは、本編の「ところてんと寒天について」をご覧ください。